“移住”について、思うこと

自宅が工事で住めない間、どこかに仮住まいをしないとならず、仕事が比較的落ち着くこの夏を石垣島で過ごしてみました。島で過ごすと、移住してきた人って本当にたくさんいるんだなぁ、と実感します。
「海の見えるところで暮らしたい」
「好きな場所で、のんびり暮らしたい」
いいなぁ。あこがれます。
でも、FPという仕事柄なのか、そういう話を聞くと、どうしてもいろいろなことが頭に浮かんできます。
移住先での仕事や収入はどうするのか。
今までと比べて生活費はどう変わるのか。
病気になったときや、年齢を重ねたときはどうするのか。
介護が必要になったら?
「いいなぁ」と思う一方で、次から次へいろいろなことを考えてしまいます。
先日、車を持たずに、海の見える住まいを探して移住しようとしている人の話を聞きました。おお、なんておしゃれ! 素敵なくらしかたです。
もし私だったら……。
住まいのグレードを落としてでも、絶対に車を確保したい(笑)。
きっと、車より海の見える住まいを優先する人もいるでしょう。私は、島内の移動(バスの本数が少ない!)を考えると、行動の自由を優先したい。
どちらが正解ということではなくて、結局は「自分がどんなくらしをしたいか」なんですよね。
そう考えると、私は“移住”はしないかな。
憧れはします。でも、節約したり、ちょっとアルバイトをしたりしながらお金を貯めて、好きなところへ旅行に行く。
私には、そのくらいがちょうどいい気がします。
毎日が夏休みだったかというと、そういうわけではありません。
週に2日くらい、遊びに出かけて、あとは結局パソコンの前にいることが多かったような…
でも、集中が途切れて外に出れば海が見える散歩道、庭の木からもいでくれたグワバをザクザク入れたソーダ割。旧盆の宵には、アンガマやエイサーという島の伝統芸能を、催し物としてではなく、生活の中で垣間見る機会もありました。個人のお宅で、です! そんなことも含めて、思いがけないプチ移住を、しっかり満喫した夏でした。

