貯金があるのに不安?お金を使えない人の共通点

くらしとお金のアドバイザー、ファイナンシャル・プランナーの水島幸代です。

家計はきちんと管理しているし、貯金もそれなりにある。
無駄遣いもしていないし、むしろ節約は得意なほう。

それでも、「なんとなく不安でお金が使えない」という声を聞くことがあります。

一方で、最近は投資に積極的な若い世代の話題もよく見かけます。
将来に向けて行動している姿は頼もしくもありますが、NISA貧乏という新しい言葉まで登場しています。その背景にはやはり「不安」があることも少なくありません。

不安の出発点

お金の行動は、一見正反対に見えても、出発点が同じことがあります。
それが、「ぼんやりとした不安」です。

たとえば──
・老後が不安だから、とにかく貯める
・何かあったら怖いから、保険を増やす
・将来に備えたいから、投資を始める

もちろん、どれも間違いではありません。
ただ、不安の中身がはっきりしていないと、「全部に備えよう」としてしまいがちです。

その結果、
・貯金はあるのに使えない
・保険がいくつも重なっている
・投資をしていても落ち着かない
そんな状態になることがあります。

不安には種類がある

不安には、いくつか種類があります。
たとえば、収入への不安、支出への不安、将来への不安。

これらが混ざったままだと、対策もぼやけてしまいます。

不安の正体を見つけてみよう

「なんとなく不安」なままでは、「なんとなく備える」しかできません。
だからこそ大切なのは、不安をなくすことではなく、分けて考えること。

どんなときに不安を感じるのか。
それは収入のことなのか、支出のことなのか、それとももっと先の将来なのか。

少しだけ立ち止まって整理してみると、必要な備えはぐっとシンプルになります。

不安は目的ごとに整理

貯蓄も投資も保険の備えも、すべてに全力で取り組む必要はありません。
それぞれの目的を思い出し、目的に合った分だけ取り組めば大丈夫です。

どれだけがんばってみても、お金の不安はゼロになるものではありません。
でも、正体が見えてくると、振り回されにくくなります。

不安の正体を知るには、まずは自分のお金と向き合ってみましょう。
→ くらしとお金の向き合い方|ライフプランという小さな一歩

「なんとなく不安だな」と感じたときこそ、
その中身をひとつずつ見ていくこと。

それが、安心への近道になることも多いのです。

不安が強くなってきたときは、誰かに相談してみるのも一つの方法です。
人と話すことで、不安が整理されることもあります。

目的や取り組み方に迷いがあるときは、いつでもお手伝いいたします。


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