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「刺繍」の歴史は古く、フランス、ハンガリー、インド、タイ、中国など、世界各地で伝統的な文化として発展しています。日本での歴史も古く、なんと飛鳥時代にまでさかのぼります。繍仏や繍マンダラなど、信仰のための荘厳具として仏教の伝来とともに大陸から伝わり、その後、衣類などの装飾に発展していきました。

日本刺繍は、絹布、絹糸を用い、緻密で繊細な技法を要します。釜糸と呼ばれる縒りのかかっていない絹糸から、好みの細さや色となるよう糸を縒り、刺すごとに1本の糸を作るところから始まります。美しさを追求するほど膨大な時間と手間がかかりますが、この絹糸の光沢にすっかり魅せられております。

帯や額装品は販売もしております。また、好みの絵柄で刺繍帯や刺繍半衿のオーダーも承ります。気になる作品がございましたら、価格・サイズ等、お気軽にお問い合わせください。

日本刺繍作家 あくあ屋
第50回創作手工芸展 入選、特別賞
第52回創作手工芸展 入選