めぐり逢う沖縄の染め織り 2022
今年は大好きな沖縄の伝統工芸品を東京のあちこちでみることができて、なんだか幸せな年です。
日本橋 丸善3F ギャラリーにて、沖縄工芸展「めぐり逢う沖縄の染め織り」が開催中です。本屋のついでに立ち寄るだけではもったいないくらい、濃厚な作品たちが展示されています。(いえ、正確には、「販売しています」ですが・・・)
中でも、人間国宝 平良敏子さんの芭蕉布に、人間国宝の打診を辞退した紅型の巨匠 城間栄順さんが染織したコラボ作品は、ため息しかでません。博物館のガラスケースの向こう側にあってもおかしくないものが、至近距離、ガラス越しではなく拝見できるのです!
小さなギャラリーですし、作品数もものすごく多いわけではありませんが、内容がすばらしいので、紅型や花織好きな方はぜひ見に行ってください。あくあ屋が訪れた際は、運よく南風原の花織の作家、宮城まりえさんがいらしていて、貴重なお話をたくさん伺うことができました。宮城さんのロートン織り、天女の羽衣のようにふわふわ。素晴らしかったなぁ。。。
1週間と短いため、会期に注意です。2022年6月28日まで。