渡辺省亭展とお花見散歩
緊急事態宣言も解除されたので、友人と食事にでも行きたいなぁと思いつつ、宣言期間中より不安が増す今日この頃。今年も花見酒を楽しむこともできませんが、一人散歩ならば・・・と思い、桜を愛でながら上野周辺をお散歩してまいりました。
お出かけの目的は、渡辺省亭展。上野の東京藝術大学大学美術館で開催中です。混雑時は入場規制が行われ、入り口で待つ場合もあるようですが、事前予約制をとっておりません(*1)。このお散歩コースは、新緑の季節でも気持ちよさそうですので、天気のいい日に散歩がてらアートと緑の散策にお出かけしてみてはいかがでしょうか。
*1 感染症防止対策のため、状況により変更される場合があります。お出かけ前にHPでご確認ください。
先日(3月28日)の雨で散ってしまったかと思いましたが、まだまだ十分桜を楽しめました。御徒町駅から上野公園へ入り、桜の花びらが舞い散る中、上野公園を横断し、シャガの咲く小道を抜けたら芸大美術館です。
日本画の巨匠・省亭の花鳥画をたっぷりと堪能した後、寛永寺根本中堂から谷中霊園の桜並木を抜けて、西日暮里駅まで歩きました。
谷中霊園は桜の名所だったのですね。あんなに桜が多かったとは知りませんでした。ちょうど満開。空からは花びらが降り、足元には花筵。ふわふわと幸せな気分になりました。徳川慶喜や渋沢栄一など有名人のお墓も多く、墓地ではありますが暗い雰囲気はなく、着物で散策しても足元も汚れません。
一人散歩ならしゃべりませんし、飛沫も飛びません。巣ごもりの運動不足を解消しがてら、心身共にリフレッシュできました。4月から気持ちを新たに頑張りましょう!