日本刺繍の半衿
外出自粛と言われたり、GO TOしてお金を使えと言われたり。ふと気づけば、誰もがマスク姿という以外は、街は以前と変わらない光景に戻りつつあるようです。10年後には、あんな年もあったわねと笑って話せる日も来ることでしょう。とんでもない猛暑だったこの夏は、冷えた室内にこもって創作活動に励んでおりましたが、あくあ屋もそろそろ着物でお出かけしたくなってきました。
写真の半衿は、あくあ屋の日本刺繍作品の一つです。最近、華やかなミシン刺繍の半衿を多く見かけるようになりました。求めやすい価格設定ですが、違いは素材。正絹の半衿に、絹糸で手刺繍した半衿はどうしても高価になってしまいますが、絹糸の光沢や、落ち着いた色合いなど、化繊のミシン糸では出せない風合いがあります。
いつもの着物と帯に白い半衿。その半衿を刺繍衿にするだけで、いつもとは違う装いを楽しむことができます。着物も帯もそう頻繁は新しいものは買えない。そんな時に、半衿のおしゃれを思い出してみてください。
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