ゼームス坂花便り ~ 晩夏

まだまだ外は残暑が厳しいですが、朝晩はめっきり涼しくなりました。

ゼームス坂は、夏の間も様々な花が咲いていました。写真は、7月の半ばから先始めたラッパのような形のオシロイバナ。この花が見られなくなったころには、季節は秋になっていることでしょう。

オシロイバナといえば、パラシュート。小学生の頃によく遊んだものです。花を摘み、ガクに見える根元(苞)をやさしく下へ引くと、めしべが下へ引っ張り出されてきます。苞の緑の部分が重りとなり、高いところから落とすと、落下傘のようにひらひらと舞っていきます。

また、黒い種をつぶすと、真っ白な粉が出てきます。まるで白粉そのもの。昔の小学生ですので、それを大人のお化粧のまねごとをして、爪や顔に塗っていました。(毒性があるため、決して口には入れないでください。)

スマホやTVゲームが登場する前の時代の子供の遊びですね。懐かしい花です。