日本経済新聞「マネーのまなび」複雑な介護保険のお金の解説に取材協力

2024年9月28日付・日本経済新聞「マネーのまなび」のコラムに、介護経験のあるFPとして協力致しました。同記事は、ネット(有料会員向け記事)でも掲載されています。

親の介護に直面している方にも、これからのことを考える方にも、また、親子で一緒に終活を考える方にも、老後に必要な介護とは、いったいどれだけの費用がかかるのか、何がそんなに大変だと世の中がざわつくくのか、わからないことだらけだろうと思います。

親の介護は避けては通れません。親の介護の次は、自分の老後の心配をしなくてはなりません。
私たちの国には、介護保険や医療保険というすばらしいしくみがありますが、介護に時間をとられるようになってからでは、複雑なしくみを知るゆとりもありません。「ヘルパーさんがきてくれる、費用はわずか1割の自己負担でいいはず」だけではないのです。

今回のコラムでは、介護保険サービスの利用や、病院等で支払った医療費には、自己負担に一定の上限額があり、上限を超えて支払った分は戻ってくる、というしくみを解説しています。その上限、全国民一律ではなく、所得の違いによってそれぞれに異なります。むやみに不安だけを感じることなく、こうした良い面もきちんと知ることも、とても大切です。

介護は情報戦と言われています。自分で”知っておく”ことがはじめの一歩です。とっさのときでも、親と自身にとって最善の選択肢が選べるように、親子で話し合い、備えておけるとよいですね。ご家庭にあったそれぞれの備え、FPあくあ屋がお手伝いいたします。