積立投資の“終わらせ方” ― 増やすより難しい「引き出す」という視点

くらしとお金のアドバイザー、ファイナンシャル・プランナーの水島幸代です。
積立投資の話題は、「どう始めるか」「どう増やすか」が中心です。
でも、実はもうひとつ大切な視点があります。 それは、どう引き出すか。
増やすより、引き出すほうが難しい?
積立は、「毎月コツコツ」「長く続ける」というシンプルなルールがあります。
一方、引き出すときはどうでしょう? どの口座から? いくらずつ? 税金は? 相場が下がっていたら?
正解もひとつではないので、増やすときよりも考えることが増えてしまいます。
出口を考えると、今が安心になる
出口戦略というと、「まだ先の話」と思うかもしれません。
でも、
・いつ頃から使う予定なのか
・何のためのお金なのか
・一度に使うのか、少しずつ使うのか
ぼんやりでも考えておくと、今の積立にも意味が生まれます。ゴールが見えると、途中の揺れに振り回されにくくなるからです。
投資は、増やすことが目的ではありません。
使うことが目的。
引き出すのは、計画が終わるときではなく、計画が実を結ぶときです。
自分の向かう方向だけでも少し早めに考え始めると、使うお金の選択肢が広がります。
目の前に現実が迫ってから慌てて決めるのではなく、余白のあるうちにじっくり考えておく。それもまた、積立を続けてきた人へのご褒美のような時間かもしれません。
積立をいつまで続けるか、積み立てた資金の取り崩し計画をどうするか、一人で考えることに不安を感じたら、ぜひFPにご相談ください。
増やすのと同じくらい、“どう使うか”も大切に考えていきたいですね。あくあ屋は、あなたの学びを応援します!


