くらしとお金の向き合い方|ライフプランという小さな一歩

くらしとお金のアドバイザー、ファイナンシャル・プランナーの水島幸代です。
「ライフプラン」という言葉、聞いたことはあるけれど、なんとなく難しそう、まだ早い気がする――そんなふうに感じていませんか。
ライフプランは特別なものではありません。
これから先、どんなふうに暮らしていきたいかを、少しだけ言葉や数字にしてみること。
それだけでも、立派な一歩です。
不安の正体が見つかる
生きていく中では、さまざまなお金がかかります。
住まい、結婚や子育て、日々の生活費、趣味や旅行、そして医療や介護、老後の暮らし。
ひとつひとつは自然なことでも、重なっていくと「なんとなく不安」につながりやすいものです。
その“なんとなく”を少しだけ見える形にするのが、ライフプランです。
今の自分と将来の自分
想像力を少しだけ働かせて、将来の自分をイメージしてみます。
何歳頃にはマイホームを買いたい、
子どもが留学したいと言い出すかもしれない、
結婚資金や教育資金を援助してあげたい――。
思い浮かべていくと、これから先にはさまざまなライフイベントが控えていることに気づきます。
そして、その多くにお金が関わってきます。
こうして将来の収入と支出をゆるやかに見通してみると、
「思っていたより余裕がありそう」と気づくこともあれば、
「この時期は少し注意が必要かも」と見えてくることもあります。
大切なのは、完璧に当てることではなく、“今の自分なりの見通し”を持っておくことです。
ライフプラン表を作ってみよう
見通しがあると、選び方が変わります。
焦って決めるのではなく、「自分に合ったタイミング」で考えられるようになります。
ライフプラン表は、そんな見通しを一目でわかる形に整えたものです。
そして、一度作ったライフプラン表は、結婚、出産、住宅購入、子どもの独立、定年退職など、くらしに変化があるたびにアップデートしていきます。
若い世代はリタイアする年齢くらいまで、
50代以上の方は人生100年をイメージしながら作るのがおすすめです。
ぼんやりしていた希望や不安を、少しだけ整理して並べてみる。
ひとりで考えていると気づきにくいことも、
誰かと一緒に見ていくことで、思わぬ発見があることも少なくありません。
くらしとお金は、切り離せないもの。
だからこそ、「お金のための計画」ではなく、
「くらしのための計画」として、ゆるやかに向き合っていけたらいいと思います。
ちなみに私は、海を眺めながら考えることも多い……とカッコよく言いたいところですが、のんびりお風呂に浸かっているときが、いちばん頭が整理できます。
時間がないと言われる現代人。
でも、ゆっくり考える時間って、案外どこにでもあるものなのかもしれません。
今の状況を整理するには、まずは自分のお金を見える化するところからはじめるとよいでしょう。
→ 自分のお金を「見える化」してみよう!
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