金を「買う」ときより、「売る」ときに困った話

くらしとお金のアドバイザー、ファイナンシャル・プランナーの水島幸代です。

確定申告をしていて、あらためて気づいたことがありました。
分散の一つとして、私は15年くらい前から、小さな金額の純金積立をコツコツ続けています。「当分売らないし・・・」と思って、だらだら こつこつ、“ほったらかし”。ログインすれば残高はわかるし、買い付けの明細や残高証明は電子発行されている。

でも、ここ数年で価格がずいぶん上がってきたので、去年、試しに少しだけ売ってみました。そこで直面したのが、「これ、いつ買った分?」問題

金を積立で購入し、のちに現金化した場合、たいてい販売元サイトが平均取得単価を自動計算してくれます。申告すべき利益の計算はとても簡単。だから、売った時点ではあまり心配していませんでした。
ところが、確定申告では、「いつ」購入したかがとても重要だったのです。「15年くらい前に買ったはず」だけでは証明になりません。

販売元サイトにある電子発行のデータは7年分までしかさかのぼれず、それより前の分はどうすんだー?! ……正直、ちょっと面倒でした(苦笑)。

未来の自分がちょっとラクになるために、買うなら、売るときのことも少しだけ意識しておく。これも、お金との上手な付き合い方のひとつだなぁと感じました。

ほったらかしもほどほどに。
今日は、そんな小さな気づきのひとりごとでした。

※本コラムは2026年2月時点の税制・法制度に基づいています。金融資産に関する税制や申告制度は変更されることがありますので、実際の判断にあたっては最新情報をご確認ください。