新社会人の家計|初任給から考えたい「お金の作戦」

くらしとお金のアドバイザー、ファイナンシャル・プランナーの水島幸代です。
春は、新社会人として働き始める方も多い季節です。
初任給を受け取ると、「まずは貯金をしよう」「投資を始めたほうがいいのかな」と、お金のことを考え始める人も多いのではないでしょうか。
最近、若い方とお金の話をしていると、少し気になる傾向を感じることがあります。
ひとつは、老後が不安で「できるだけ使わずに貯めておきたい」という人。
もうひとつは、「資産形成は早く始めたほうがいい」と考えて、投資を中心にお金を回していこうとする人です。
どちらも将来を考えているという意味では、とても前向きな姿勢だと思います。
ただ、お金との付き合い方は、貯めることや増やすことだけではありません。
生活費として使うお金、将来のために貯めておくお金、そして資産形成として運用するお金。
それぞれに役割があります。
どれか一つに偏ってしまうと、日々の生活が窮屈になったり、逆に生活資金が足りなくなってしまうこともあります。
だからこそ、新社会人のうちから考えておきたいのが「お金の作戦」です。
たとえば、毎月の収入の中で
・生活費として使うお金
・急な出費に備えるお金
・使う予定のあるお金
・余裕があれば資産形成
といったように、大まかな役割を決めておくだけでも、お金の流れはずいぶん整理されます。
特に一人暮らしの場合、新しい仲間との交流が楽しく、退勤後の付き合いにお金を使う機会も増えがちです。
生活費が足りない、来月の家賃がちょっと心配……ということがないよう、日々のお金の管理も意識しておきたいところです。
大切なのは、「なんとなく使う」「なんとなく貯める」ではなく、自分なりの考えを持ってお金と向き合うこと。
お金の不安は、知らないことや見えないことから生まれることが多いものです。
だからこそ、少し立ち止まって「自分のお金の作戦」を考えてみることが、これからの安心につながっていきます。
→ 「我が家の作戦」でお金の不安を減らそう
思い返せば、新社会人として歩き始めた春。
新しい仲間とのおしゃべりが楽しくて、毎日のように寄り道していた記憶がよみがえります。
初任給をきっかけに、お金の整え方についても考えてみてはいかがでしょうか。 あくあ屋では、くらしのお金を学びながら、自分のライフプランを考えるお手伝いをしています。
新社会人には資産形成も大切なテーマ。はじめての投資については、こちらのコラムでも紹介していますので参考にしてください。
→ つみたて投資の第一歩 ~ 怖い・ムズカシイはコントロールできる
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