積立投資を“守る” -リバランスと学びでお金を整える-

くらしとお金のアドバイザー、ファイナンシャル・プランナーの水島幸代です。

積立投資は、始めることよりも「続けること」のほうが難しい。これは、相談の現場にいると本当によく感じることです。値動きに一喜一憂したり、ニュースやSNSの情報に振り回されたり。気づかないうちに、不安が積み重なってしまうこともあります。
だからこそ大切なのが、投資を“守る”という視点です。

お金を「守る」とは、「整える」こと
ここでいう「守る」とは、ただリスクを避けることではありません。
大切なのは、今の自分に合った状態に、お金を整えてあげること。

 ・ 今の資産配分が、当初の目的とズレていないか
 ・ リスクを取りすぎていないか、逆に守りすぎていないか
 ・ 情報に流されて、判断がブレていないか

この「整える」を支えてくれるのが、リバランス学び(金融リテラシー)の2つです。

リバランスは、お金の“偏り”を戻すこと
積立投資を続けていると、値動きによって資産のバランスは自然と変わっていきます。たとえば、株式が大きく増えれば、当初考えていたアセットアロケーション(資産配分)よりもリスクの高い配分になっているかもしれません。そんなときに行うのがリバランスです。
リバランスとは、増えすぎたものを売り、そのお金で減りすぎたものを買い足し、もともと考えていた資産配分に戻すこと。これは「儲けを減らす行為」ではなく、リスクをコントロールするためのメンテナンスです。
また、年齢やライフステージが変われば、お金の使い道や必要な安心感も変わっていきます。積み立ててほったらかしにしている方も多いと思いますが、自分の変化に合わせて、資産配分を見直していくことも、立派な“守り”です。

学び続けることが、トラブルを遠ざける
もうひとつの「守る力」が、金融リテラシーを高め続けることです。
投資をしていると、魅力的な情報や刺激的な話が次々に目に入ります。「よくわからないけど良さそう」、「みんながやっているから」、そんな理由で判断してしまうと、思わぬトラブルに巻き込まれることもあります。
お金に対する正しい知識を持っていれば、ちょっと立ち止まって考えたり、感情に流されて決めたりしなくなり、その結果、必要のないものを選ばない行動が自然とできるようになります。学びは、最大のトラブル回避策でもあるのです。

守る力があるから、積立投資は続けられる
積立投資は、コツコツ続けることが何より大切です。
そのためには、

リバランス → 数字面でお金を整えること
学び → 金融リテラシーを向上させ、判断面で自分を守ること

この両方が欠かせません。

もし、
「今のままで大丈夫かな?」
「リスクを取りすぎていないかな?」
と感じたら、それは見直しのサイン。

ライフプランとあわせて整理することで、今の自分に合った“守り方”が見えてきます。 不安を抱えたまま続けるより、一度立ち止まって一緒に「自分のお金の整え方」を確認してみませんか?

あくあ屋は、あなたの学びを応援します!